山術（古武道・古神道）

　湘南運命学協会は日本古来より伝わる居合道や合気道を推奨いたします。陰陽を基とする体術には人間の身体が小宇宙であるという認識から様々な効果を生み出すようになり、学んでいくにつれて古来の身体作法には一定の法則が存在すると理解ができていきます。特に東洋医学においては身体上の筋肉の増強というのは集中力を高めるという研究結果も出ており、古来より文武両道と言った認識がこういった概念から出来上がっているという事実にきっと驚かれるでしょう。精神修養にもつながる武術は、人格の完成を目指す優れた身体操術なのです。

　日本の伝統文化である古武道は様々な形態が存在する中において、古くから伝承される流派は現在も活動が続けられております。各流派での修養は術の完成となるべく習得されて、体術が完成されるころには何故武術が必要なのか理解が進んでいくでしょう。精神の修養と合わせて人格の完成を目指す古武道は日本古来より伝承されるものであり、湘南運命学協会はこの基本的な精神性を重んじて各道場との提携を行っております。自ら道場を探される場合においても、その方の特質や特性を鑑みてその方に相応しい道場をご紹介させていただいております。湘南地域に根差す各古武道の道場は、沢山ありますので迷われたら是非ご相談ください。あなたに相応しい道場をご紹介いたします。体術を身につけられると、占術の完成により近づいて行き、見違えるようになられるでしょう。術の完成が宇宙の根本原理であるという真理が、そこはかとなく理解ができるようになっていき、最終的には宇宙との一体感を身に付けられます。東洋においてはこれを道（タオ）と言っており、日本の古武術は正にこの道であるのですから、健康につながる重要な学術となるでしょう。

　剣の道には構えというものがあるが、その構えは運命学を基とする考え方の「五行の構え」（ごぎょうのかまえ）という。または五方の構え、五つの構えとするが、これは剣術や薙刀で用いる五つの構え方である。中段の構えを「水の構え」といい、上段の構えを「火の構え」とする。下段の構えを「土の構え」といい、八相の構えを「木の構え（陰の構え）」とした。最後に脇構えは「金の構え（陽の構え）」とする様に、剣の道においては陰陽五行の思想が取り入れられており、この「理合い」は日本古来より伝えられている。